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live and direct

taj mahal  
 
 カリビアン志向の最終章はライブ!
インターナショナルリズムバンドと
阿吽の呼吸のインタープレイ
芸術性の高い隠れた名ライブ盤!

<カリビアンジャズセッション>
 このライブの大きな特徴として、かなりジャズ的な演奏になっているという点があります。スティールドラムにサックス、それにタジの弾くギターそれぞれのソロタイムが多くとられていて、他の楽器も後ろから積極的に盛り上げていくインタープレイが繰り広げられています。数曲では女性コーラスも加わり更にソウルな感じも出ていますが、それがしっかりアレンジされた比較的短い曲の中に詰まっているので、熱い演奏なのにクールな印象になっています。
 そんな演奏の方向性のためなのでしょうか、全9曲中6曲はこのアルバムでしか聞けない曲になっています。当時のタジがこのインターナショナルリズムバンドでのライブにどれほど力を入れていたかが伝わってきます。
 1976年のミュージックファーヤでカリブ志向は頂点を迎えましたが、タジはその後もこの路線での色々な音楽の可能性を探っていたのでしょう。続く1980年のライブもシュガー ママ ブルースとして出ていますがそちらは同じバンドでもかなりブルース色の強い内容です。そちらもいいライブですが、本作こそがタジ・マハールのカリビアンミュージック最終章というにふさわしいといえます。

<素晴らしい内容なのに、、、>
 こんなに素晴らしい演奏が詰まった抜群の出来栄えにもかかわらず、ほとんど知られていない地味な存在です。このアルバムをしっかり評価しているレビューを見たことがありません。そもそもタジマハール自体が日本では比較的地味な存在だからかもしれませんが、代表作のミュージックファーヤと同時期、同クオリティのライブなのにもったいないことだと思います。
 黄金期インターナショナルリズムバンドの円熟の演奏は、もっと多くの人の心を打つ力を秘めています。

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