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mo'roots

taj mahal    
1974年、
誰よりも早く、深くレゲエを吸収した
タジマハールの隠れた重要作!

<レゲエブームの中で> 
 1970年代、エリッククラプトンやジョンレノン等多くのミュージシャンがジャマイカに生まれた新しい音楽、レゲエに注目し、そのサウンドを取り入れていました。クラプトンも1974年に有名な「アイ シャット ザ シェリフ」をカバーしています。そんな1974年にタジマハールはアルバム一枚をレゲエで作ってしまいました。しかもウェイラーズのアストンバレットと共演までしています。
 この時点で完全にレゲエを消化しきってオリジナリティあふれるアルバムに仕上がっているのは驚きです。

<タジマハールのレゲエ>
本来のレゲエはどことなく重い感じの音楽だと思うのですが、重いビートはそのままにタジマハールらしい明るめの音に仕上がっています。この時代にレゲエ本職の人以外でこれほどオリジナリティあふれるアルバムを作った人はいないと思います。そのカギとなるのはやはり演奏メンバーがタジ マハールサイドの人選だからだと思います。ボブマーリーのカバーであるスレイヴドライバーでウェイラーズのアストンバレットが参加していますが、ベースではなくピアノです。
聞きどころは多いですが、ラストのクララではシンプルなメロディにセンスのいいエレキギター、ミュージックファヤでのハニーベイブにもつながりそうなナイスアレンジで、この後のカリブ路線を予見させるような心地よい余韻でアルバムは幕を閉じます。
 この後のタジは一層ルーツミュージック探求の旅でカリブ方面へ舵を切るのですが、レゲエアレンジは彼のレパートリーの一つとして色々なアルバムの中で使われることになります。きっとここで学んだこと、感じたことが大きかったのではないかと思います。

<素晴らしい出来なのに目立たない、、>
 レゲエのアルバムとしても、いいのですが、このアルバム以降カリブの音楽を探究していく事を踏まえると一層面白いアルバムだと思います。レゲエのずっしりしすぎるのがダメだという人もこれは気に入るんじゃないでしょうか?余り目立たないアルバムですが、完成度の高い名盤だと思います。

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