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music fuh ya

taj mahal    
ミュージック・ファー・ヤ
 
青い海を颯爽と駆け抜けるような爽快感
カリビアン志向が結実した代表作

<インターナショナルリズムバンド>
 これまでの数作でもレゲエなど、カリブ音楽に接近し、充実した作品を作り続けてきましたが、今作ではスティールドラムのロバートグリニッジを加えての編成で強力なバンドで、全体の統一感で高い完成度に達しています。タジはこのバンドをインターナショナルリズムバンドと名付け、これ以降 イヴォリューション、ブラザース、ライブ アンド ダイレクトを発表していきますがこれらはどれも傑作です。

<楽器編成とアレンジの妙>
シンプルに聞こえますが、楽器数が多く、よく聞くと複雑な演奏になっているようです。サックス、カリンバ、フルート、そしてスティールドラム、またタジのギターフレーズもアレンジの要になっていることが多く、聴きごたえのある演奏が展開されています。
全8曲、一気に聴きとおせる爽快感は冒頭でも述べましたが、音楽性の高さの秘密は、アレンジが、もろにカリビアンになっているのではなく、カントリーやジャズ等の要素が絶妙に混ざっている点、楽器でいえば特にタジ自身が弾くナショナルギターがカリブとブルース等との潤滑油の役を果たしているように思えます。たとえば2曲目のフライト トレインでハーモニカやマンドリン、よく聞くとバンジョーがカントリー風味を添えています、
ベイビーユーアーマイディスティニーやフォーミルスブラザースでのスウィング感、等まったく違和感なくはまっています。
かわいらしいメロディと独立したベースラインが印象的なハニーベイブに続いてのラストはセッション的なカリー、ロバートグリニッジの熱いティールドラムソロが炸裂し、心地良い余韻を残しながらアルバムは幕を閉 じていきます。
複雑なアレンジについて触れましたが、それを全く感じさせない明るいサウンドは誰の耳にも心地よく響くと思います。
カリビアンアルバムとしても、タジマハールの最高傑作としても、楽しむことのできる優れたな作品だと思います、タジの入門作としてもいいでしょう。

私はこのアルバムをきっかけにマイティスパロウや、フェラクティ、ヴァンダイクパークス等の音楽にも関心を持つようになりました。
多くのみなさんに気に入っていただけると嬉しいです。

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