left
top>ry cooder>

ry cooder


<ルーツミュージックの探究者>
 ライクーダーは様々な国の音楽を独自のアレンジで演奏し、多くの人に紹介してきました。戦前のブルース、ジャズ、ハワイアン、テックスメックス、ラテン、等です。また、スライドギター、マンドリンの名手でもあります。学術肌と言えるのかもしれませんが、様々なワールドミュージックの入り口としてこの人のアルバム郡はうってつけです。
今回はそんなライクーダーをご紹介したいと思います。

<カントリーブルースからワールドミュージックへ>
 1960年代後半にタジ マハールとジェシ エド デイヴィスと共にライジングサンズというバンドで活動を開始します。このバンドのアルバムは当時はリリースされなかったようです。その後70年のライクーダー ファーストでアルバムデビューします。それから三作目の「流れ者の物語」までは戦前のブルース等を主 なレパートリーとし、ノスタルジックな雰囲気の演奏を得意としました。その後74年にパラダイス アンド ランチを発表、一転して明るいサウンドを取り入れま す。と、ここまではアメリカのカントリーブルースの範疇で語れる音楽性でした。次の76年 チキン スキン ミュージックでワールドミュージックに歩みを進めます。テックスメックス、ハワイアンを一枚のアルバムに取り入れ、違和感無く演奏しきってい ます。
 その後、80年代に入るとR&B系のサウンドの良作を数枚発表しますが70年代程の活躍とは言えないかもしれません。当時は新たに映画音楽の仕もやっていたようです。その中ではパリ テキサスという傑作サントラを発表しています。
 90年代に入ると再びワールドミュージックに傾倒し始めます、
93年にミーティング バイ ザ リバーでインド、94年にトーキング ティンブクトゥでアフリカのミュージシャンと共演、どちらも傑作となりました。そして97年に 映画も大ヒットしたブエナビスタソシアルクラブを発表し、世界にキューバ音楽を紹介します。この成功により、一層幅広い知名度も得られたと思います。その後キューバ録音のコラボアルバムを数枚作った後 マンボ シヌエンドというキューバ音楽の集大成アルバムを作り上げキューバ時代を終えます。その後再びアメリカンルーツ色あふれる音楽を作り続けています。

<個人的におすすめなのは>
 ライクーダーのアルバムと言えばブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブか70年代のアルバムを推す人が最も多いと思います。私もそれらが大好きですが、90年以降の、よりワールドミュージックに踏み込んだアルバムがいまいち注目されていないのが、もったいないと感じています。
特にマンボシヌエンド等はいわゆるラテン、キューバンミュージックとの枠をはみ出た独特のサウンドで素晴らしい仕上がりです。
 
 この人のアルバムからワールド・ミュージックに開眼した人はたくさんいるのではないでしょうか。私もその一人です。そんな点でも大きな功績を残している人だと思います。
最初に聞くなら
bookmark2